ルンバの段差(5cm)問題をスロープで解決したら世界が広がった

ルンバを導入して1年が経過し、床にさえ物を置かないで整えておけば、掃除をしてくれる優秀さに満足しています。

でも我が家には大きな問題があり、ルンバが自由に動き回れませんでした…

それは「約5.5cmの段差」。
2cm程度であればルンバは乗り越えていきますが、5cmは普通に「ドンっ」とぶつかり、悲しそうに引き返していきます…

そこでルンバが遠くまでいけるように、スロープを設置してみました。

このステップはルンバだけでなく、「1歳の甥っ子」「年配の来客」の不便さも解消する目的を兼務しています。

購入した商品は「タッチスロープ」（シンエイテクノ、5cm）

情報収集

理系の大学出身ですが数字にとても弱いため、まずは実例を探しました。

Amazonの口コミと、動画が上がっているのを確認し、注意事項は「角度」。

大事なポイントは2点、「スロープの距離」と「勾配角度」。

シンエイテクノのタッチスロープを購入

購入の決め手は、「ルンバの実例（2.8cmの段差）」と「高さ5cm」の2つ。

我が家は5.5cmの段差ですので、少し不安ですが大丈夫なはず。

高さは他にサイズが合う商品がカーボーイのつまさきやわらかガードでしたが、口コミでルンバが登れないという商品のため、シンエイテクノ一択。

※角度と辺の長さは、下記のサイトで計算
三角形の角度計算
直角三角形の辺の長さの求め方と計算ツール

設置完了

段差は約5.5cm。
慣れていてもこの落差は、けっこう不安な高さ。

設置してみると、偶然横幅がぴったりでした。

スロープの距離が長いため、けっこう大きく存在感があります。

色は明るいフローリングよりも、グレー系の落ち着いた色。

特徴は、横端が切り落とされておらず、「スロープ」がちゃんとついていること。

下がカーペットのため、両面テープは使用していません。

段差5.5cmに対しスロープが5cmですが、両面テープの代わりに滑り止めマットを敷いて、「ズレ防止」と「高さ調整」をしています。

少し弾力性がある素材のため、足で踏んでも痛みは全くありません。
角が尖っていない点も、地味にいい

ルンバの段差越え（動画）

無事に登りきってくれました。
思ったよりもスムーズで、かなり嬉しかったです。

下りも問題なく、スムーズに降りてきてくれます。

まとめ：約3年使用して

ルンバ

ルンバは週に1～2回稼働させていますが、今のところ一度も引っかかったり、ひっくり返っていることはありません。

滑り止めマットのため、地味に徐々にズレていく点が気になりますが、完全には固定したくないので我慢。

以前よりもルンバが生き生きと掃除をしており、「世界が広がりました」と言っている気がします。

小さな子供

ルンバ以上に好評だったのが、甥っ子がいつもバックして降りていたのが、歩いて降りられるようになったことです。

小さな子供にとっては、段差5cmは高いですもんね。

年配の方

子供だけでなく、来客の年配の方も、自然とスロープを利用して歩いていただけるようになりました。

サイズと価格（概算）

横幅は80cm固定ですが、高さが豊富にあります。

まとめ

本来の目的の「ルンバ段差を超える」と「小さな子供」と「年配の方」向けに、十分な力を発揮してくれています。

幸い今の所大きな停電を経験していませんが、停電時にこの段差は危ないため、万が一の時にも役に立ってくれるはず。

あとは、車椅子の利用も問題ないと思います。
本来は介護向けがメインの商品ですからね。

シンエイテクノ 段差解消スロープ「タッチスロープ」 – 80-30

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