人感センサー電球は「自動で点灯して便利な子」~パナソニックとアイリスオーヤマを比較~

LDA5LGKUNSとLDR5L-H-S6の比較

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庭に人感センサーライトを設置していますが、とても便利で足元が暗い不安がなくなり、夜でも安心できるようになりました。

この便利さを室内にも導入してみることに。

設置場所は、「勝手口」「玄関」「トイレ(男性用)」の3箇所です。

購入したのは「パナソニックとアイリスオーヤマ」

2種類購入した理由は、「価格の違い」と「センサーの感度」がわからないため、比較をして設置場所に合わせて使用するつもりだったからです。

今回は両製品ともに電球色(暖かい色)を比較しています。

商品スペックの比較

人感センサーライトを比較

項目 パナソニック
LDA5LGKUNS
アイリスオーヤマ
LDR5L-H-S6
価格 約3,100円 約1,500円
暖かみがある 少し白い
寿命 40,000時間 40,000時間
センサー感度 良い(全経5m) 普通(全経3m)
保証期間 5年 不明

価格はアイリスオーヤマが約半額で秀逸だが…

パナソニック3,100円に対して、アイリスオーヤマは1,500円で約半額。

約3年比較しながら使用してわかったことは、金額差の理由は「センサー感度の良さ」と「便利な2段階の明るさ」を、パナソニックが持っていたからです。

そのため使用頻度が高い場所にパナソニック製を、低い場所にアイリスオーヤマ製を設置し使い分けしています。

色はパナソニックの方が暖かい印象

左:パナソニック、右:アイリスオーヤマ

LDA8LGKUNS明るさ
LDR5L-H-S6の明るさ

パナソニックの方がより暖かみがある色で、アイリスオーヤマの方がより白っぽい色。
個人的に蛍光灯の白さが苦手なため、パナソニックの色味の方が好きです。

パナソニックは2分後に1段階暗くなり、ゆるやかに暗くなりながら約6秒後に完全消灯という2段階です。
これが地味に便利。(画像は全灯、2分後、消灯前の変化)

LDA8LGKUNS明るさ
LDA8LGKUNS1段階暗くなる
LDA8LGKUNSゆっくり暗くなる

パナソニックの消灯動画

一方のアイリスオーヤマは人の動きがないと、突然消えてしまうので少し不安に感じました。

明るさは色味が違うので簡単に比較できませんが、アイリスオーヤマの方が白い色が強いせいか明るく感じました。

センサー感度は「パナソニックの勝ち」

電球を取り付ける高さや周囲の障害物の影響もありますが、感度はパナソニックの方が断然良かったです。

最初に構造的にセンサーの反応が遅れてしまうトイレで、両製品を比較使用しました。

アイリスオーヤマは2テンポ、パナソニックは1テンポ遅れで点灯する感じ。

この1テンポの差が1テンポ以上に感じるのが、暗闇に光る電球のありがたさ。

メーカーの公表値を比較

パナソニックが全経5mに対しアイリスオーヤマが3mですので、約1.6倍パナソニックの方が対応範囲が広いです。

LDA5LGKUNSのセンサー感度
LDR5L-H-S6のセンサー感度

実際に比較(反応距離の測定)

センサー感度の距離が測定しやすい、「勝手口」で距離を測定してみました。

条件は、勝手口の高さ197cm(センサーの地上高)に設置し、何cmで点灯するか?です。

パナソニック アイリスオーヤマ
反応距離 248cm 70cm

結果はパナソニックが優秀、アイリスオーヤマが残念な反応でした…

おそらく電球よりも、手前の入り口の高さが低く障害物になっている影響が大きいと思います。

設置箇所は「玄関」「勝手口」「トイレ」の3箇所

玄関(アイリスオーヤマ)

1番使用頻度が低いため、感度が劣るアイリスオーヤマ製を使用中。

玄関は常灯の照明があるため、人感センサーライトは暗い足元を照らすことが目的です。

時々センサーの反応が少し遅い時がありますが、点灯すれば十分に足元を照らしてくれるので満足しています。

センサーの寿命が短いという口コミを見かけたことがありますが、我が家では約2年半問題なく反応を継続中です。

勝手口(パナソニック)

LDA8LGKUNSの明るさ

少し高い位置(センサーの高さで197cm)に照明があるために、外からドアを開けると半テンポ置いて点灯します。

カゴが置いてあり少し通路が狭いため、自動で点灯してくれると「ぶつかる」ことがありません。

ここは設置箇所が高い分周囲が暗めですので、日中でも室内側を通るたびにセンサーが反応してしまいます。

そのため普段は、ドアを閉めて物理的にセンサーの反応を止めています。

トイレ(パナソニック)

人感センサートイレ

一番使用頻度が高い場所がトイレのため、感度がいいいパナソニックを設置しています。

トイレのドアの高さより約40cm高い位置に設置しているため、ドアを開けて中に一歩入らないと点灯しません。
でも明るさは十分です。

男性トイレのため、照明が1段階暗くなる前にトイレを出れます。

1番の効果は電気の消し忘れが無くなったことです。

スイッチに2つボタンがあるため、特に来客時に間違えて隣の照明をつけたり、消し忘れが多発していました…

これが無くなったのが嬉しく、来客の人も戸惑いが無くなりましたよ。

まとめ「人感センサーライトは便利な子」

室内でも人感センサーライトを導入して、生活の便利さがまた一歩前進しました。

電気の消し忘れがなくなった以上に、「自動で点灯する快適さ」が素晴らしい。

勝手口では荷物を持っていると、暗くて見えなかった壁やカゴにぶつかるという、煩わしさがなくなりました。

玄関では明るさが増えて、特に足元が見えやすい。

トイレでは電気の消し忘れが100%なくなりました。

今回は価格の差があるパナソニックとアイリスオーヤマを比較しました。

設置する箇所の条件にもよりますが、僕は追加で購入するのであれば「性能がいいパナソニック」を選びます。

アイリスオーヤマは新型が発売されています。