サーキュレーターを活用したら冬に「ファンヒーターでのぼせる」ことが無くなった

サーキュレーター

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我が家は築約70年ほどで隙間風がピューピューで、断熱材がほとんど入っていない家のため、「夏は暑く冬に寒い」です。
冬に北側の寒い部屋をエアコンで温めることが難しいぐらい…

そのため、冬はファンヒーターを使用していますが、頭の部分は暑いのに足元は寒い状況でした。

高機能なエアコンは価格がネックのため、まずは安い出費で対応できる方法を試すことに。
空気を循環させることにより、室温を均一化できる「サーキュレーター」の導入です。

実際に利用してみると夏でも冬でも効果を実感できました。

夏は足元だけでなく、頭の方でも冷たい空気を感じます。
冬は頭だけでなく、足元の方でも温かい空気を感じるように。

その結果、現在は機能と価格が異なる3台を、部屋に応じて使い分けています。

サーキュレーターの効果

画像と動画はメーカーのアイリスオーヤマさんが紹介しているものです。

主な効果は2つあります。

  • 空気を循環させ温度を均一化させる
  • 冷暖房の光熱費を削減

空気を循環させ温度を均一化する

冷暖房の光熱費を削減

動いている様子

3種類のサーキュレーターを比較

スペック表(低・中・高価格の3商品)

最初の1台目を購入してから、2年以内に2台を追加購入しました。

自宅にいる時は同じ部屋にいる時間が長く、1台だけでも良かったです。
でも姉が子供を連れて遊びに来るようになり、キッチンと遊びルームも温度調整が必要になりましたので2台追加しました。

サーキュレーターは価格の幅が広いのですが、「機能が増える」と「対応部屋のサイズ」に応じて価格が高くなります。

型番 PCF-M15 PCF-C18T PCF-SC15T
画像 PCF-M15全体 PCF-SC15T全体 PCF-SC15T(全体)
価格 約3,800円 約7,000円 約9,900円
風力 3段階 3段階 5段階
上下 6段階(手動) 約75度(自動) 約72度(自動)
左右 45度(手動) 45度(自動) 90度(自動)
タイマー 無し 有り(1・2・4) 有り(1・2・4)
リモコン なし 有り 有り
コードの長さ 約1.4m 約1.4m 約1.4m
重量 2kg 2.4kg 2kg
対応部屋 8畳 14畳 18畳

我が家の使用体験談「部屋の環境」と「広さ」に応じて使い分け)

3台持っていますが、2台は使用する部屋が決まっていて移動をさせません。
1台は使用頻度が低いため、2部屋を移動させて使用しています。

PCF-M15は2部屋で移動させながら使用中

PCF-M15全体

PCF-M15操作パネル(ボタン式)

型番 PCF-15
価格 約3,980円
風力 3段階
上下 6段階
左右 左右45度
タイマー 無し
リモコン なし
重量 2kg
対応部屋 8畳

1番価格が安いPCF-M15は、たまに使用するサブの部屋と、キッチン間を移動させて使用中です。

2部屋で使用中
サブの部屋:8畳・フローリング・南向き(日当たり良い)
キッチン:8畳・フローリング・北側(日当たり無し)

使用時間が長くても1~2時間程度のため、基本的には「1番強い風量(3のボタン)」で「左右首振りオン」にて使用しています。

リモコン無しの押しボタン式ですが、使用頻度が低いため不便に感じません

タイマーは使用しないですし、リモコンも必要がないため、シンプル機能・低価格のPCF-M15で十分です。

空気の循環力を考えると、「左右の首振り機能」は個人的に必須
左右の首振りをしていないと、温度が均一になりにくいと感じます(木造の家のため余計に)。

「PCF-C18T」は犬の部屋で固定して使用中

PCF-SC15T全体

PCF-SC15T操作パネル

型番 PCF-C18T
価格 約6,200円
風力 3段階
上下 75度(自動)
左右 45度(自動)
タイマー 有り(1・2・4)
リモコン 有り
重量 2.4kg
対応部屋 14畳

1番使用頻度が高いのがこのPCF-C18Tで、老犬がいる部屋で使用中。

犬の部屋兼パソコンルーム
6畳・タイル貼り・南向き

夏はほぼ24時間稼働させており、冬もファンヒーターと併用しています。

部屋隅の棚の上に設置しているため、手動で電源のオンオフが微妙に面倒な距離です。
そのためリモコン式の恩恵が大きく、この部屋ではリモコンが必須です。

タイマー機能は、冬によく利用しています。

PCF-SC15T設置

またこの部屋は床が土間になっているため、冬は特に冷えます
そのため左右の首振りは必須です。

上下左右は夏の冷房時のみに使用しています。

30日間連続運転で故障した

PCF-C18Tは老犬がいる部屋に設置していたため、エアコンと併用で2018年の猛暑時に「35日間・24時間ほぼフル稼働」させていました。

猛暑が去り秋に差し掛かった時に稼働させてみたのですが、うんともすんとも言わず、完全に故障していました…

幸いアイリスオーヤマの公式ショップで購入をしており、保証の範囲内(2年まで)でしたので新品を送ってもらえました。
それ以来ほかの2台も含め、首振りで長時間の連続稼働を控えています

個人的見解ですが、「首振り機能を使用してフル活用させると壊れやすい」と思っています。

そのため、「真夏の猛暑日」や「真冬の低温の日」など、その日の気温に応じて首振り機能を全開で使用するなど、調整をして使用しています。

耐用年数の設定(メーカーの表示)

アイリスオーヤマサーキュレーター耐用年数

1日の運転時間が8時間を想定しているため、単純に24時間稼働させると、1/3となり、5年→約1年7ヶ月になります。
故障したのが1年6ヶ月程度でしたので、計算的にはおかしくないと思います。

PCF-SC15Tは8~24畳(1~3部屋)の繋がる部屋で使用

PCF-SC15T(全体)

PCF-SC15T操作パネル

PCF-SC15Tリモコン

型番 PCF-SC15T
価格 約9,900円
風力 5段階
上下 72度(自動)
左右 90度
タイマー 有り(1・2・4)
リモコン 有り
重量 2kg
対応部屋 18畳

※リモコンの蛍光ポッチは、自分で蓄光テープを貼ったものです。

機能性と価格が1番高いPCF-SC15Tは、2~3部屋をつなげる時に使用しています。
腰の高さぐらいの棚の上に置き、左右の首振り・風量を4番目で稼働。

3部屋をつなげる
カーペット1部屋:8畳・南側
畳が2部屋:8畳・中間、8畳・北側

来客用がメインの部屋で、「姉家族が遊びに来た時」と「自分のトレーニング(筋トレとストレッチ)時」に利用しています。

この部屋でサーキュレーターを設置していなかった時に、ファンヒーターを使用すると「のぼせてしまう感覚」がありました…

PCF-SC15Tを設置してからは、冬にのぼせることがなくなり、とても快適です。

ファンヒーターも一定の温度で使用できるため、灯油の減りが遅くなっている気がします。

夏は斜め隣りの部屋からエアコンの冷気を送り込んでいますが、さすがに斜めは厳しいため、夏はエアコンの部屋に置いて利用することもあります。

まとめ

悪かった点

  • 首振り機能を使用すると「カタ・カタ・カタ」っと音がする(風の音ではない)
  • フル稼働させたら故障した
  • 自動首振りの機種(PCF-18TとSC15T)は、角度を変える時に手動で調整ができない(リモコン対応のみ)

良かった点

  • 夏も冬も空気が循環し、温度が均一化できるようになった
  • 隣同士の部屋でも風を送り込めるので、冷暖房1台で2部屋の温度が調整できる
  • ファンヒーター使用時にのぼせることが無くなった
  • エアコンが無い部屋でも有る部屋から冷たい空気を送り込めるため、真夏でもぐっすり眠れるようになった
  • 洗濯物を室内干しできる
  • 約20,000円の費用で、高機能なエアコンを買わずに済んだ

購入する時に意識するポイントは「保証期間」

購入は保証の期間が長くなるアイリスオーヤマのアイリスプラザ楽天市場店がおすすめです。

通常はメーカー保証1年ですが、あんしん延長保証」に加入をすると、プラスで1年間の保証がつきます。

多機能で5,000円以上するサーキュレーターを購入するのであれば、使用頻度にもよりますが「あんしん延長保証付き」がおすすめです。

僕は「約7,000円のPCF-18T」と「約9,900円のPCF-SC15T」をアイリスプラザで、手持ちで1番安いPCF-M15は「延長保証無し」の最安値のお店で購入しました。