スーパーフィートのインソール「オレンジ・グリーン・ブルー」の違いを比較レビュー

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元々足が疲れやすく、靴の選び方にはかなり気をつけきました。

でも例えば食品工場内での仕事の時は、指定の靴があり自分の足にあった靴を選ぶことができません。

そういう時はインソールで対応をしていましたが、どれも満足いくものではありませんでした…

前はクッション性が良いもの(低反発で沈み込む)を好んでいました。

今は反対の特性を持つ、「硬い」フィーリングの「スーパーフィート」というインソールを三種類、愛用しています。

スーパーフィートを装着

  • 犬の散歩用のウォーキングシューズ(グリーン)
  • テニスシューズ(オレンジ)
  • お出かけ用スニーカー(ブルー)

愛用するようになり6年経過し、それぞれの特徴が把握できましたので、「グリーン」「オレンジ」「ブルー」の三種類の商品スペックと特徴を比較してみました。

3種類の色を比較(グリーン・オレンジ・ブルー)

グリーンのパッケージ
オレンジのパッケージ
ブルーのパッケージ

「グリーン」と「オレンジ」はスーパーフィートの中でも、「一番サポート力が高い」種類になります。

「ブルー」は比較的サポート力が弱く、初めて購入する人にとっては使いやすい形状です。

※足の形は人それぞれですので個人によっては、スーパーフィートの使用で違和感が強い人もいるそうです。そのため、万人向けではないことを覚えておいてください。

表面を比較

まず上から見た表面の比較です。

※オレンジは1年ほど使用中のため足跡があり、靴のサイズに合わせて少し先端をカットしています。

スーパーフィート3種類比較

上から見ると、グリーンは凹凸が大きいことがわかります。

オレンジも凹凸が大きめです。
ブルーは比較的凹凸が小さめに見えます。

グリーンとオレンジは、ヒールカップが特に深い。

かかとの厚みが色によって違う

スーパーフィートかかと

「グリーン」と「オレンジ」はメーカーの表現でハイアーチ対応です。

かかとの厚みがしっかりとあり、ヒールカップと土踏まずのアーチが大きいことが特徴。

「ブルー」は、かかとの厚みが薄く、全体的に浅い形状をしています。

ソールの裏部分を比較。違いは「つま先のパーツ」

裏側を見るとわかるのは、オレンジのみ「つま先側にサポートのクッションパーツ」あり。

「グリーン」と「ブルー」は、つま先側には「サポートパーツ無し」。

スーパーフィート裏の違い

サポート力が高い「グリーン」と「オレンジ」は、直線的にかかとのパーツ全体に厚みがあります。
「ブルー」は少しカーブがありつつ薄めです。

スーパーフィート裏のパーツ

全体の形を比較、意外と「ブルー」にも凹凸がある

比較をして初めてわかったのですが、土踏まずの部分が一番盛り上がっているのは「ブルー」でした。

ソールの底面にあるサポートのパーツが「ブルー」は一番薄いです。

オレンジとグリーン凹凸の違い

実際に履いてみると、ブルーは「土踏まずの盛り上がっている部分が全く気になりません。」

土踏まずに1番違和感があると思ったのは、むしろグリーン。
これは底面の「パーツの厚さ」の影響だと思います。

 

サイズ感(靴のサイズが25.5~26cm、僕のケース)

僕の足の大きさは「実寸24.7cm(アシックスショップで計測)」です。

靴のサイズはアシックスの3Eタイプであれば、「25.5cmがジャストサイズ」。
日本人特有の「幅の広さ」「甲の高さ」があります。

スーパーフィートサイズの選び方

スニーカーなどは比較的大丈夫なのですが、革靴は横幅と縦幅のバランスが合わないため、選ぶのに苦労しています。

今回は、3色ともに「D(25.5~27cm」のサイズを購入しました。

ウォーキングシューズ・テニスシューズが25.5cmですので、そのサイズに合わせた形です。

一切カットをしないで、足を乗せてみました。

スーパーフィートのサイズ感

つま先部分は、まだまだ余裕があることがわかりますが、横幅は少し出てしまっています。

スーパーフィートの特徴はあくまでも「かかとのサポート力」のため、「極論を言えばつま先部分は、なくても大丈夫」という意見を見たことがあります。

また、革靴用でかかと部分のみの商品も販売されているため、横幅の狭さを個人的には気にしていません。

メーカー推奨では、既存のインソールよりも2mm短くすることが、ベストな装着方法です。

6年間履き続けてわかったこと

グリーン

グリーンのパッケージ

「グリーン」は、ウォーキングシューズに装着して約1ヶ月。
始めの2週間はかなり違和感がありました。

それは土踏まずの内側の凸部分が、かなり強めに主張してくるからです。

元々オレンジを履いていたので、スーパーフィート自体への慣れはあったのですが、この凸部分だけは慣れるまでに時間がかかりました。

現在は約3年経過しているので、違和感がなくなりました。
今でも内側の凸部分があることは、足の裏でしっかり感じ取れています。

初めて装着した人は慣れるまでに時間がかかるかもしれませんね。

※ひとりひとり足の裏の形状は違いますので、合う人と合わない人の差が激しいと思います。

この凸部分以外は、何も違和感はありませんでした。

昔はウォーキングの時に、少し前傾姿勢になっていたと思いますが、現在は姿勢が真っ直ぐになって歩けている感覚があります。

オレンジ

オレンジのパッケージ

1番最初に購入したのは、「オレンジ」で、テニスシューズに装着しています。

最初に感じたことはインソールの「固さ」です。

写真を掲載したので少し雰囲気がわかると思いますが、プラスチックのようなパーツがあるため、ソール自体に柔らかさはほぼありません

スーパーフィート裏のパーツ

テニスは週1回プレイしていますが、足裏の違和感というか「硬さ」になれるのに約1ヶ月(回数で言えば4回)かかりました。

テニス中は足を細かく動かし、かかとをつけないでつま先立ちの時間が多いです。

この時にけっこう「足の裏全体に疲れ」を感じました。

ただこれも慣れてからは、スーパーフィート装着による疲れを感じなくなり、プレイ後の足の疲労感(ふくらはぎ・足の裏)が減った印象があります。

最初は慣れるまでに時間がかかりましたが、良かった点の方が多いです。

テニスは打つ時の姿勢が大切なスポーツなのですが、スーパーフィートを装着してからはかかとのホールド力がしっかりしているので、正しい姿勢を保ちやすくなりました。

ボールがイレギュラーした時は上体が崩れやすいのですが、この時も装着前よりも下半身はが安定し、状態が崩れにくくなったと感じています。

意外だった点は、靴のフィット感が増したことです。

これはスーパーフィートの特徴とは少し異なりますが、厚めのインソールが入ったことにより、靴がジャストフィットになりました。

※僕は甲が高いため、甲の部分は少しキツめに感じていますが、これも現在では気になりません。

スーパーフィートを入れていなかった時は、靴の中で足が遊んでしまう余裕がありましたので、その時と比較をすると今はとても良い感じです。

ブルー

ブルーのパッケージ

「ブルー」は月に2回ほど履くスニーカーに装着しています。

土踏まずの内側が1番盛り上がっていますが、実際に履いてみたところ何も違和感がありませんでした。

これは見た目だけのでっぱりで、底面のパーツが薄いことが影響していると思います。

「グリーン」「オレンジ」と比較をすると、サポート力が弱い分1番違和感がありません

だからスーパーフィートを初めて購入する人にとっては、エントリーモデル的な印象があります。

また色合いもオレンジとグリーンと比べると蛍光色が控えめなため、落ち着いています。

参考:Amazonでの人気は「グリーンが1番」

スーパーフィートの人気

Amazonでスーパーフィートを見てみると、グリーンが断トツで口コミ数が多く118件、次にオレンジで33件、ブルーが14件。

そのうち、スポーツについてコメントされている口コミを、スポーツ別で集計してみました。

登山とランニングで使用されている方が多く、グリーンの方が人気も高いです。

スポーツ グリーン オレンジ
口コミ数 118件 33件
登山 15人 3人
ランニング 10人 3人
ゴルフ 3人 1人
テニス 3人 0人
バスケ 0人 1人
サッカー 1人 0人

まとめ

スーパーフィートを装着

気になったこと
  • 価格が約4,000~5,000円のため、安い靴に装着を考えるとコスパが気になる
  • 靴の中のボリュームが増えるため、ジャストフィットの靴とは相性が悪い
  • 足の裏の形により相性が悪い人がいるのも事実
良かったこと
  • 姿勢が真っ直ぐになった気がする
  • 少し背が高くなった感覚あり
  • 靴のフィット感が増した
  • テニス時に下半身の安定感が増えた
  • 足の疲れが減った気がする
  • スーパーフィートを装着している靴は安心感がある
項目 グリーン オレンジ ブルー
サポート力 高い 高い 普通
ボリューム 多い 多い 普通
つま先パーツ なし 有り なし
かかと 厚い 厚い 薄い

足の相性によって変わりますが、僕は「オレンジ」が1番お気に入りです

1番使用期間が長い(1年半)ことも影響していますが、かかとのサポート力の高さが自分の足裏と合っている感覚があります。

テニスシューズに装着していますが、サポート力の恩恵を受けられていると感じているからです。

ただ、これが普段履きのスニーカーなどであればサポート力がやや弱め「ブルー」の方がいいのかな?

実際にスニーカーにブルーを装着していますが、違和感が少ない上にたくさん歩いても疲れにくいと感じています。

「グリーン」も良いとは思いますが、やはり内側の凸部分が少し気になっています。
もしこれが1番最初に履いていたら、違和感が少なかったかもしれません。

追記:グリーンを約2年履き違和感はほとんどなくなりましたが、インソールが入っていることは足裏の感覚でじっかりと伝わってきます。

グリーンはウォーキングシューズに入れていますが、妹が履いた時に、足の裏の凸凹感が気になると言っていました…

  • オレンジ:個人的に1番気にいっている
  • グリーン:少し癖が強めだが、1番口コミの数が多い
  • ブルー:違和感が1番少ないため入門モデルの印象