テニス肘対策のサポーター「ドクターエルボーとマクダビッド」のレビュー

ドクターエルボーサイズの選び方

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テニスをプレイ中、肘に違和感が出てきて、2週間ほどで痛みに変わってしまいました。

具体的にはサーブを打つ時のみ肘に痛みが出ている状況…
ストロークとボレーは大丈夫。

そのためテニス肘用のサポーターを2種類購入し、「痛みの緩和」を試してみました。

「マクダビッド」と「ドクターエルボー(ゴーセン)」を購入

2種類を購入した理由は、「商品の素材が異なる」ため、「どちらが自分の痛みに合うのかがわからない」ためです。

購入の決め手は2つ「友人が使用していた」「口コミの数が多かった」

まずドクターエルボーは、「友人に昔薦められて使用した」ことがあったからです。
ただし効果がどの程度あったのかは、覚えていません…

Amazonでテニス肘用のサポーターで「一番口コミ数が多かった」のが、ドクターエルボーでした。

2020年3月現在で「134件の口コミ」があり、平均で★★★★の高評価でしたので、購入を決断しました。

しかし効果がなかったときのために、もう一つ購入したのが「マグダビッド」。
購入の決め手は、「○○大学の整形外科が推奨」という口コミを見たからです。

両方を2回ずつテニスの時に使用した結果、より自分の肘に合っていたのが、「ドクターエルボー」でした。

メーカー推奨サイズより「1サイズ小さくしたドクターエルボー」(Sサイズ)が1番肘との相性が良かったです。
※Mサイズも購入しましたが、少し大きく効果が弱かったです。

マクダビッドM489エルボーバンドDPの使用感

マグダビッド肘
マグダビッド

2箇所にパッドがついており、バンドを締め付けてパッドで痛みがある箇所を圧迫するタイプです。

肘に痛みが出てから装着しましたが、「痛みが少しだけ緩和したかな?」程度の効果でした。

ただ後述するドクターエルボーと比較をすると、「バンドが巻きやすい」「圧迫感が優しい」ため、テニス肘予防として使用するのに適しているのかな?と感じました。

厚みがそれほどあるわけではないので、仕事や家事で肘が気になる時にも使えると思います。

ドクターエルボー(SとMサイズ)

ドクターエルボーの特徴

ドクターエルボー使用方法

巻き方は「外巻きと内巻き」の2種類あり、肘の痛みの箇所によって巻く向きを変えます。

ゴーセンのドクターエルボーの巻き方

僕は小指側が痛く内巻きタイプでした。
しかし痛み緩和の効果がなく、そこで「外巻きの方で巻いて見たら痛みがほとんど無くなりました。

ドクターエルボー外巻き

ドクターエルボーの装着法

ドクターエルボー親指側が痛い時

装着(外巻き、外側の肘が気になる時)するとこんな雰囲気です。
いかにもサポーターをしている感がありますが、テニススクールでも時々装着をしている方を見かけます。

プラスチック部分が腕に当たって痛いのでは?と思いましたが、丸みを帯びた形をしているため、腕に干渉している部分に痛みは感じません

キーポイントは「サイズ選び」Mサイズは装着が難しかった

最初にMサイズ(青色)を購入し、少しだけ痛みの緩和ができていました。しかし装着するのが、意外と大変。

右の肘が痛いので、聞き手と反対の左手で巻くことになります。

左手は古傷の影響で、通常の人の半分ほどの力しかないので、固定しながらバンドをきつく締めることが難しい…

プラスチック部分を上手に痛点にあてて、きつくなり過ぎないように、程よいきつさでバンドを巻きたいのですが、毎回3度ほど巻き直す必要がありました。

もしかしたらサイズが合ってないのかも?と4回使用して疑問に思いました。

前腕の太さ

前腕部の周りは約26cmです。

メーカーの推奨は、下記サイズのため、Mサイズが適合します。

  • SSサイズ(腕回り):22~23cm
  • Sサイズ(腕回り):24~25cm
  • Mサイズ(腕回り):26~27cm
  • Lサイズ(腕回り):28~30cm

しかし、妙に余裕があると感じたので、試しにSサイズも購入。

装着してみると実にこれがぴったりでした。

SとMの比較

ドクターエルボーのSとMサイズの比較

バンドの長さ1cmほどMの方が長いです。
マジックテープが無い部分はゴム製のため、ここが伸びて腕に強く巻くことが可能。

ゴーセンのドクターエルボーサイズ

形状の問題もあるため、前腕に当たる部分がどれぐらいの差があるかは不明です。
画像で見比べると意外と大きさの差があることがわかります。

Sサイズ(白色)はバンドを巻かなくても、少し圧迫感がありちょうどハマる感じ。

一方Mサイズ(青)は腕とドクターエルボーの隙間が広く、バンドを巻かないと簡単に外れてしまうぐらいの隙間がありました。

効果に関してもSサイズの方が痛みが少なく、バンドを巻くことも簡単で、1回できちんと巻けるようになりました。

Mサイズほどバンドを締め付けないでも、プラスチック部分での圧迫が強くなり、腕自体が楽な感じもあります。

Mサイズだとかなりバンドをきつく巻く必要があり、圧迫感とは別の窮屈さが…

そのため、個人的には適合サイズよりも1サイズ落としたSサイズの方が、効果があり巻きやすかったです。

その後、2ヶ月ほどドクターエルボーをしたままテニスをしていたら、肘の痛みが無くなり、ドクターエルボー無しでもテニスができるようになりました。

今は肘に違和感がある時に装着して、痛む前の予防的な使用方法をしています。

ネットでの口コミ評価

低評価の口コミ
  • 効果がなくバンド式の方が効果があった
  • 効果は気休め程度
  • 片手での装着が難しい
  • 効果があるのか無いのかわからない
高評価の口コミ
  • 痛みがない人でも予防としていいと思う
  • 他の商品も試したが、ドクターエルボーが1番しっかりサポートしてくれた
  • 痛みが出なくなりアイシングとの併用で、肘の調子がよくなった
  • 着けていると安心感がある

まとめ「痛みが強くなる前に使用するのが良い」

ネットの口コミを見て気がついたのは「サイズ選びに悩だんだ人が意外と多い」点です。
僕のようにワンサイズ下にしたら、ちょうど良かったという人が何人かいました。

効果がなかった」という意見もありますが、「巻き方(外巻き・内巻き)」と「巻く場所」にもよって効果が変わります。

また「痛点より4~5cm」がメーカー推奨の位置ですが、1cm違えば効果も変わるはず。

自分の肘との相性を見ながら、「巻き方」と「巻く場所」を調整してみてほしいです。

肘に違和感があるならば「痛くなる前にドクターエルボーを試してみる価値はある」と思っています。